← Library‹ ケーキを分けるさる

むかしむかし、あるところにねこが二に匹ひきいました。二に匹ひきは友ともだちになりました。ある日ひ、一匹いっぴきがどこかからケーキをひとつぬすんで来きました。二に匹ひきはうれしくなり、そのケーキを分わけて食たべることにしました。

分わけてみると、かた方ほうが少すこし大おおきくなりました。それで、けんかになりました。二に匹ひきのねこを木きの上うえから一匹いっぴきのさるがずっと見みていました。さるは木きから下おりてねこたちに聞ききました。

「どうしたんですか。」

ねこはわけを話はなしました。

「ケーキを上手じょうずに分わけられません。ちょうど半分はんぶんになるように分わけてください。」

それを聞きいてさるは大おおきい方ほうのケーキを少すこし食たべて小ちいさくしました。すると、小ちいさかった方ほうが大おおきくなってしまいました。

ねこはケーキを見みて「同おなじ大おおきさじゃないよ。」と言いいました。さるは「ごめんごめん。まちがえました。じゃ、もう一いち度どやってみましょう。」と言いいました。そして、もう一いち度ど大おおきい方ほうを少すこし食たべました。でも、同おなじ大おおきさになりません。こんなことをくり返かえしてさるはケーキをぜんぶ食たべてしまいました。

そして、さるはあっという間まににげてしまいました。

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