ジョティ・パスワンさんは、インドに住んでいる15歳の女性です。彼女は2020年5月に有名になりました。これは、ジョティさんと、彼女のお父さんの話です。
ジョティさんはダルバンガという町に住んでいました。ジョティさんのお父さんは、グルガオンという町に住んでいました。グルガオンは、ニューデリーのそばの町です。ダルバンガからグルガオンは、とても遠いです。
ジョティさんのお父さんは、グルガオンで三輪タクシーの運転手をしていました。ところがお父さんは、仕事のときに事故にあいました。そしてけがをしました。ジョティさんは、お父さんがけがをしたことを聞きました。そして心配になりました。だから、ジョティさんは、ダルバンガからグルガオンに行きました。そしてお父さんの世話をしました。
ジョティさんがグルガオンにいるときに、新型コロナウイルス(COVID-19)がはじまりました。そしてお父さんは、仕事がなくなりました。仕事がありませんから、ふたりは故郷のダルバンガに帰ろうと思いました。でも、コロナなので、バスや電車がありません。だからジョティさんは、自転車で帰ろうと思いました。
中古の自転車は1000ルピー(約1400円)でした。ふたりはお金がありませんから、お金を借りて、その自転車を買いました。ジョティさんのお父さんはけがをしていますから、ジョティさんが自転車をこぎました。そしてお父さんは、後ろに乗りました。
インドはとても暑いです。温度は40度ぐらいです。ジョティさんは、がんばって自転車をこぎました。ときどきトラックに乗せてもらいました。夜は、ガソリンスタンドで寝ました。そしてジョティさんとお父さんは、1週間後に故郷のダルバンガにつきました。ジョティさんは、とても疲れました。だから故郷に着いたあと、しばらく病気になりました。
ジョティさんは、自転車の後ろにお父さんを乗せて、1200km走りました。1日で150kmぐらいです。とても大変なことですから、インドのメディアや世界のメディアがジョティさんのことをニュースにしました。 ジョティさんは、有名になりました。
インドの国の自転車チームがジョティさんに「選手になりませんか」と言いました。ジョティさんは、「自転車もいいけど、勉強がしたい」と答えました。今、ジョティさんは、何をしているのでしょうか。