← Library‹ カメのこうらはつぎはぎだらけ?

カメの背中せなかには、こうらがあります。それは、カメの家いえのようです。でも、カメのこうらは、つぎはぎだらけです。どうしてか、知しっていますか? 知しらない? じゃあ、この西にしアフリカのストーリーを読よんでみましょう。

むかし、あるところにお母かあさんカメがいました。ある日ひ、鳥とりたちが彼女かのじょをパーティーに誘さそいました。パーティーは、雲くもの上うえであります。カメはパーティーに行いきたいです。でも、空そらが飛とべません。だから、2羽わの大おおきいカラスが、カメを雲くもの上うえまで連つれて行いきました。

カメはパーティーでおいしい料理りょうりを食たべました。鳥とりたちは、お客きゃくさんのために、たくさん料理りょうりを作つくりました。でも、カメがひとりでその料理りょうりを全部ぜんぶ食たべてしまいました。お皿さらには、骨ほねだけ残のこっています。カメはとてもマナーが悪わるかったのです。鳥とりたちは、嫌いやな気持きもちになりました。でも、鳥とりたちはカメに何なにも言いいませんでした。カメはお客きゃくさんだからです。カメは料理りょうりを全部ぜんぶ食たべたあと、ゲップをしました。そして、「神かみ様さま、ありがとう」と言いって、またゲップをしました。

「そろそろ帰かえるわ」と、カメが言いいました。そして、また2羽わのカラスがカメを家いえまで送おくりました。オウムも一緒いっしょでした。帰かえる途中とちゅうで、カメはオウムに言いいました。

「私わたしの家いえに先さきに行いって、私わたしの子こどもに『やわらかいものを家いえの前まえに置おいて』と言いってちょうだい。やわらかいものは、綿めんやカポックの木の葉きのはがいいわ。そこに私わたしを落おとしたら、私わたしは早はやく家いえに着つくでしょ」

オウムは、先さきにカメの家いえに行いきました。そしてカメの子こどもたちに言いいました。

「あなたのお母かあさんが、『かたいものを家いえの前まえに置おいて』と言いっていたよ。かたいものは、ナイフとか、石いしとか、割われたガラスがいいな」

オウムはそう言いって、カメとカラスのところに戻もどってきました。「ちゃんと伝つたえたよ」とオウムは言いいました。

そして、カメとカラスは、家いえのそばに来きました。「ここでいいわ。落おとしてちょうだい」とカメが言いいました。カラスは、「そうですか。さようなら」と言いって、手てを離はなしました。カメはどんどん落おちていきます。家いえの前まえには、ナイフや石いしや割われたガラスがあります。かたいものばかりです。

「バリバリ!ガシャーン!!」と、とても大おおきな音おとがしました。カメのこうらは、バラバラになってしまいました。

「お母かあさん、だいじょうぶ!?」とカメの子こどもたちは言いいました。

「だいじょうぶよ。でも、こうらがバラバラになっちゃった。お医者いしゃさんのところに行いくから、こうらを拾ひろってちょうだい」とお母かあさんカメが言いいました。子こどもたちは、バラバラになったこうらを拾ひろいました。50個こありました。それを医者いしゃのところに持もって行いきました。医者いしゃは、バラバラのこうらをお母かあさんカメの背中せなかにつけました。しかし、きれいには、つきませんでした。

こうして、カメのこうらは、つぎはぎだらけになったということです。

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