ガラスのブラインドがつくる、横よこにせまい隙間すきまから、外そとの明あかるい陽ひざしが見みえる。ときたま、風かぜが部屋へやのなかに入はいってくる。その風かぜを体からだに感かんじながら、ぼくは新品しんぴんのタイプライターで、短みじかい文章ぶんしょうを書かいている。二に番ばんめに書かいた文章ぶんしょうのタイトルは、『HANAのHANNA』とつけた。このタイトルを、ぼくは気きにいっている。内容ないようは、次つぎのとおりだ。