← Library‹ 遠野物語 小島ぶし

一いち 小島こじまではひの木きさわらで門立かどたてゝ、是ぜぞ目出めでたい白金しろかねの門もん

一いち 白金はっきんの門戸もんこびらおすひらき見み申もうせや、あらの御おせだい

一いち 八ようつ棟むねぢくりにひわだぶきの、上かみにおひたるから松まつ

一いち から松まつのみぎり左ひだりに涌わくいぢみ、汲くめども呑のめどもつきひざるもの

一いち あさ日ひさすよう日びかゞやく大寺おおてら也なり、さくら色いろのちごは百ひゃく人にん

一いち 天てんからおづるちよ硯水すずりみず、まつて立たたれる

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