← Library‹ えほんのアリス 2 アリス おっきくなりすぎ

というわけで アリスは ウサギあなを おっこちたあと じめんのなかを えんえん はしってたんだけど、 きがついたら いきなり おおきな ひろまに いてね、 まわりに ぐるりと ドアが いっぱい。

ところが どのドアも かぎが かかってて。 てことは かわいそうに アリスは ひろまから でられない。 だから なんだか かなしくなってきてね。

それでも しばらくしてから テーブルのそばに いって。 ぜんぶ ガラスで できていて さんぼんあし(さしえでは 2ほんが はっきり、 のこりの 1ぽんが ちらっと みえてるよね、 わかる?)、 で そのテーブルのうえに ちっちゃな かぎが あった! ひろまを ぐるりと まわって、 これで ドアが どれか あかないか ためしてみたんだけど。

かわいそうな アリス! そのかぎ どのドアも ひらけなくって。 でも さいごに やってきた ちっちゃな ドア、 するともう うれしいのなんの、 かぎが ぴったり あったんだ!

そのちーっちゃな ドアを あけて、 しゃがみこんで なかを のぞきこんだんだけど、 なにが みえたと おもう? もう とーっても すてきな おにわで! そこに いきたくって いきたくって! なのに ドアが ちっちゃすぎるんだ。 からだを おしこんでも とてもむりで。 きみが ねずみの すあなに はいれないのと おんなじこと!

かわいそうに アリスちゃんは しっかり とじまりして、 かぎを テーブルに もどしてね。 すると さっきまで なかったものが あるってことに きがついて(もういちど さしえを みてね)、 これ いったい なんだと おもう? こびんだよね、 ラベルが ついていて そこには 「ノンデ」の もじ。

そんなわけで くちを つけてみる。 すると とっても おいしくて、 あらためて いっきのみ。 そのあと もう へんてこなことに なってさ! おもっても みないことだよ。 ふふ、 じつはね。 アリスが ちいさく ちいさくなっていって、 さいごには ちっちゃな おにんぎょうさんくらいの おおきさに なったんだ!

そこで ひとりごと。「あら このおおきさなら ちいさな あのドアも うまく とおりぬけられてよ!」ってことで はしりだす。 でもね たどりついた ドアは あかないわけで、 かぎは テーブルのうえ、 しかも これじゃあ とどかない! どうして しっかり とじまりなんか しちゃったんだろうね!

はてさて、 そこで また みつけたのが ちっちゃな パンケーキ。 こんどは こげあとが 「タベテ」って ことばに なってて。 なので さっそく たべて ぜんぶ のみこんだ。 そのあと どうなったと おもう? うん、 おもいも よらないこと! ふふふ、 じつはね。

アリスは おっきく おっきーくなっていってね。 せなんか もとよりも たかくって! こどもよりも おっきく! おとなよりも おっきく! ぐんぐん にょきにょきと! えを みてごらん、 こんなに のびちゃってさ!

いったい どっちがいいと おもう? ネコちゃんくらいの おおきさの ちっちゃな アリスと、 てんじょうに あたまを ぶつけっぱなしの おっきな アリス。

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