アリスと ネズミが なみだの いけから あがると、 やっぱり ずぶぬれで。 たくさんいた へんてこ いきものたちも おんなじで、 みんな いっしょに おっこちててね。 そこにいたのは ドードー(まんまえに いる おおきな とりで、 つえに よっかかってるね)、 それと アヒルに インコ(アヒルの まうしろで あたまごしに みてる やつね)、 あと こどもワシ(インコの ひだりがわに いる やつ)とか そのほか いろいろ。
さてところで そのみんなだけど どうやって からだを かわかしたものか さっぱり わからなくって。 けれども ドードーが ―― あたまの いい とりだから ―― どーどーめぐりを するのが よろしい なんて いってね。 いったい なんのことだと おもう?
わからない? だったら きみは まだまだ こどもだね! じゃあ よおく きいてね、 すぐに ちゃんと わかるから!
まずは はしる コースを つくること。 そのかたちは まるなんだけど とりあえず ちゃんと まるになって ひとつに つながってれば なんでもいい。
とにかく やるひとは コースの あちこちに たって、 くっつきすぎなければ なんでもよくて。
しかも 「いちについて よーいどん!」なんて かけごえも いらなくて、 みんな すきなときに はしりだせばいいし、 すきなときに やめていい。
そこにいた いきもの、 アリスと みんなは ぐるぐる はしりっぱなしで それを かわききるまで つづけたんだ。 で、 さいごに ドードーが みんなの かちって いって、 みんな ごほうびが もらえることに!
もちろん アリスが ごほうびを あげる やく。 とはいえ あげるほどのものも なくってね、 たまたま ポケットに ドライフルーツが あったもんだから、 ひとりひとつずつ みんなに わけた。 すると アリスのぶんの ごほうびが たりなくって!
そこで どうなったと おもう? あと アリスが もってたのは、 おさいほうの ゆびぬきだけ。 ほら さしえを みて、 どうなったか わかるよね。
「こっちへ かしなされ。」って ドードーが いった。
で、 ドードーは ゆびぬきを うけとって、 また アリスに かえして、 こんなことば。「みごとな このゆびぬきを われらより おうけとりくだされ!」 というわけで そのばの いきものが ぱちぱち わーわー。
こんな へんてこな おくりものって ある? かんがえてもみてよ、 おたんじょうびプレゼントを くれるってひとが、 きみの おもちゃばこのところへ いって、 そこの きれいな おにんぎょうを とりだして 「はい、 いいこだから このすてきな おたんじょうびプレゼントを あげよう!」なんて いうのと、 まだ もってない あたらしいものを くれるのと、 どっちが いい?