← Library‹ かいじん二十めんそう 6

二十にじゅうめんそうは、金きんいろのぶつぞうにばけて、二にかいのへやへにげだしました。二にかいのやねの上うえは、たいらになっていて、小ちいさな小こやがたっていました。

二十にじゅうめんそうは、二にかいからはしごをのばして、そのおくじょうの小こやへにげこみました。

こばやしくんたちが、おいかけてのぼっていくと、「あっ」たいへんです。おくじょうに、一いちだいのヘリコプターがあるのです。

二十にじゅうめんそうは、すばやくヘリコプターにのって、もう、プロペラをまわしています。ヘリコプターは、すうっとそらへのぼっていきます。

それをみると、こばやしくんは、むせんでんわで、けいしちょうのなかむらけいぶにしらせました。

なかむらけいぶは、すぐに、けいしちょうのヘリコプターを、げんばへとばしました。

こばやしくんとポケット小こぞうは、それにのせてもらい、二十にじゅうめんそうをおいかけます。そらの大おおきょうそうです。こちらのヘリコプターはすごいはやさでおっています。

とおくのそらに、てきのヘリコプターが、ぽつんとみえてきました。

それが、だんだん大おおきくなり、二十にじゅうぷんほどのうちに、とうとうおいついてしまいました。

むこうのヘリコプターの中なかに、二十にじゅうめんそうがみえています。

こちらのほうがはやいのですから、もう、にがすしんぱいはありません。どこまでも、うしろからついていけばよいのです。

やがて、ふじ山さんが、大おおきくみえてきました。二十にじゅうめんそうは、ふじ山やまのうらのほうへまわっていきます。

それから、たくさんの山やまの上うえをとびました。

二十にじゅうめんそうのヘリコプターは、あぶらがなくなって、だんだんおそくなり、とうとう、山やまの中なかへおりてしまいました。それをみて、こちらも、ちゃくりくしました。さあ、どうなるでしょう。

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