← Library‹ かいじん二十めんそう 5

おばけやしきへつれこまれた小こばやしくんをたすけるためにポケット小こぞうといの上うえくんが、おばけやしきへはいっていきました。

そとには、しょうねんたんていだんいんが、あいずのあるのをまっているのです。

小ちいさな、子こどものロボットが、ふたりを、がいこつのへやへつれていきました。

がいこつが、カタカタおどっているのです。

はじめはびっくりしましたが、そのがいこつは、あやつりにんぎょうと同おなじだとわかったので、ふたりは、わらっておくへすすんでいきました。

子こどものロボットは、もう、ついてきません。

たけやぶのうすぐらいみちをとおっていくと、すうっと、ふたりのあたまの上うえに、おばけがとびついてきました。

それも、にんぎょうだとわかったので、こわくありません。

おくへすすんでいくと、いろいろなおばけがでてきましたが、ふたりは、へいきです。どんどんすすんでいくと、大おおきなかいぶつのくびがたけやぶの中なかから、にゅうっとあらわれました。

大おおきさは、二にメートルもある、ゴリラとライオンをまぜあわせたような、大おおきなおばけです。

ふたりが、おもわずたちどまってみていると、そのくびが、カタカタとうごいているのにきがつきました。

「おや、へんだな。もしかしたら、この中なかに……」

そうおもったときです。

「わっははは」というわらいごえがして、たけやぶの中なかから、ぴかぴかと金きんいろにひかるものがあらわれました。おうごんかめんです。

「きさまたち、おれが、ビーディーバッジをみちにばらまいておいたのにだまされて、やってきたな。まっていたぞ。

さあ、いいものをみせてやる。こっちへくるんだ」

二十にじゅうめんそうのおうごんかめんは、そういったかとおもうと、いの上うえくんにとびかかってだきかかえてしまいました。

そして、ポケット小こぞうをつかまえようとしましたが、小こぞうは、すばやくたけやぶの中なかへにげました。

二十にじゅうめんそうは、手下てしたをよんで、いの上うえくんをわたすと、ポケット小こぞうをおいかけました。

たけやぶをさがしましたが、なかなかみつかりません。

ポケット小こぞうは、りすのようにすばしっこいのです。

二十にじゅうめんそうは、まごまごとあるきまわっていました。

ひょっとみると……。

むこうに、小ちいさなやつがたっているのに、きがつきました。

そばへいってみると、それは、子こどものロボットでした。

「いらっしゃい。こちらへおいでください」

ロボットは、それしかいえないのです。二十にじゅうめんそうは、ちぇっとしたうちして、いってしまいました。

すると、ロボットがにやっとわらったのです。

それは、ポケット小こぞうがばけていたのです。

二十にじゅうめんそうがいってしまったので、ポケット小こぞうは、かいぶつのくびのところへいそぎました。うしろへまわってみると、ドアがあり、ひらいてみると、手足てあしをしばられた小こばやしくんが、中なかにたおれています。

ポケット小こぞうは、小こばやしくんのなわをといて、ふたりで、たけやぶのおくへにげました。

すると、そこには、ひろいろうかのようなところがあって、まどがついていました。

ポケット小こぞうは、まどをひらいて、あいずのふえをふこうとしました。

そとにいるだんいんにしらせるためです。

小こばやしくんは、いそいでそれをとめました。

「ぼくたちだけではあぶない。ぼくがそとへでて、中なかむらけいぶにでんわをかけてくる。それまで、きみはかくれていたまえ」

そういって、小こばやしくんは、そとへとびだしていきました。さあ、二十にじゅうめんそうは、つかまるでしょうか。

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